無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

かずの気が変わらないうちに入らなきゃ

かずからのお誘いなんて、そう滅多にないんだから逃しちゃダメだって


急いで服を脱ぎ捨てて

「お待たせ～っ」
ちょっとおどけて入ってみたら



「別に待ってねぇし…」

…まぁ、そう言うだろうね


でもね、顔は赤いし目が伏し目がちなのが
照れてるのを証明してるし

その口調だって、…可愛さを強調させてるよ


…ってかさ

俺、やっぱり我慢できないや



「相葉さん…」

手を伸ばして抱き締めようとするより先に
かずの方から俺の首に腕を回してきた

え、マジで？

驚きすぎて固まる俺をよそに
かずの顔が近付いてきて

その瞳が俺を捉えたと思ったら

…かずの唇が俺のそれに重なった


啄むように、俺の唇を甘咬みするかずの
首に絡まる腕が、少し震えてるのが伝わってくる


堪らなくなって、薄く開いている唇に
自分の舌を滑り込ませた

かずの熱い咥内が俺を煽る

歯列を舌でなぞって、上顎を舐めると


「…っん」
少し苦しそうなかずの吐息

でもそこには、甘さも含んでいて
益々俺を昂らせた