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キラキラ

第37章 寵愛一身

「……すっげー歯形。別にここまで我慢するほど痛いことしてねぇぞ……?」


俺のこぶしをまじまじと見た松本は苦笑して、人差し指のつけねに、赤黒くついた歯形にキスをした。


「……むしろ、心地いいことしてるはずだが……?」

「それは……そうなんで……すが」


俺は、小さく言った。


パンパンに膨れ上がったそこを、絶えず擦られて、気持ちいいのは確かだ。

だが、抱き合いたい、と望んだのは自分とはいえ、恥ずかしさまでは計算してなかった。
理性が残ってるからだろうけど……


「……カズの、感じる声が聞きたい」

「……でも」

「息をとめるから声が出ないんだ。深呼吸して」


松本に言われるままに、大きく息を吸って、吐く。
そのすきに、俺から降りた松本は、俺のズボンと下着をするっと取り去った。

あっと思うまもなかった。

そして自分も気持ちいい脱ぎっぷりで全てを脱ぎ去り、真っ裸で横たわる俺に、再び覆い被さってきた。


「……前みたいに、一緒に気持ちよくなろう」


ささやかれて、俺は、松本と一度だけ共に抜いたことを思いだし、真っ赤になる。

松本も、既に臨戦態勢になってる。
大きなそこを俺に擦り付け、松本は二つ同時に握りこんだ。

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