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私の心

第4章 第四章〜新しい家族との5人での生活〜

すぐにばれた。

警察まで来て指紋を調べたんて。

そして、停学処分。

どころか私はもう絶望を感じた。

もうこの高校にはいられない。


そして、

停学処分を受ける際

校長室に呼ばれ、

担任の先生、顧問の先生、

高校1年の全担任の先生が集まり、

そこで、私と母親が対面し、

校長が大きな声で、

「木村ナチは、〇〇の財布を盗んだとして、

停学処分とする」

絶望とはこの事か。

母親も懸命に頭を下げすみませんでしたと。


車の中母親と2人で話した。

「ごめんね。私がこんな風に貧乏な思いさせて、
友達の財布に手をつけてしまったんだね」

と怒られなかった。

確かに私が金持ちならまず盗みなんてしないよ。

と思い
それから私は高校を辞めた。

高校生活はわずか半年で終わった。


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