テキストサイズ

BL短編集・純愛

第1章 風羽 × 丹生 1話



「風羽くん」


担任の先生との二者面談。


パッとしない髪型、小さい声、地味なスーツ。


先生としては優秀と噂に聞くが、理由がわからないな。


「俺は美容専門に進みたいと思ってます。」


思えばこの瞬間、俺は初めてその先生に自分のことを話した気がする。


それぐらい会話を交わしていなかった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ