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sugar-holic2

第13章 計画とは違って…

ぶっきらぼうに吐き捨てるような言い方。

なのに、その声が…

妬いてるように聞こえるのは…気のせい?

「え…だって、足だよ!?」

「足でも。浴衣の裾が割れて、膝が見えてた 」

嘘!?

慌ててバスタオルの裾辺りを手で押さえると、倉田くんが片方の眉を上げた。

「今さら何してんの?」

…だよね。でも…

「…エッチ」

方向的な事を言えば、おじさんには横向きの時に足を見られただけだから。

あの時、正面にいたのは…倉田くんだけ。

その思いからつい咎めてしまうと、あきれたように

「はっ。そういう問題かよ」

そう言って、膝裏から太ももの裏側を撫で上げられた。

「ひゃ…っ!?」

びくんと背中が反り返る。

慌てて倉田くんの手を押さえて止めると

「相変わらず、隙だらけ」

バスタオルの合わせ目を指で弾いて捲られた。

「やっ…!!」

裾を押さえると、倉田くんが喉の奥でくくっと声を立てて笑う。

その声に、恥ずかしくて全身が熱くなった。

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