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sugar-holic2

第3章 約束と責任と…

「本当…アンタ、可愛い」

くすくす笑いながらそんな事を言われて。

ちょろいって言われてるみたいで、恥ずかしくなる。

だけど、実際そうなんだろうな…。

「も…やだ」

口では悪態をつくのに、手は倉田くんの腕を掴んでしまう。

そんな私の行動に

「そういうのがさ…止まんなくなるんだって」

耳元で囁いて、チュッとリップ音をたてる。

「ひゃぁっ!!」

ビクビクと肩を震わせると、ふわっと抱き上げられて…

そのまま、ベッドに倒れ込んだ。

ギシッ!!

音のわりに適度な弾力性のあるベッドに受け止められると、倉田くんが上に乗ってきて

「分かっててやってんなら、魅惑的な小悪魔なんだけどさ」

自分のジャケットを脱いで、ネクタイを外す。

倉田くんのその仕草と、これからされるであろう事に鼓動が高まってしまう。

「アンタ、天然だもんな」

からかうような口調なのに、その目が…。

「天然…なら、何なの…?」

欲情を纏った、熱い視線に射抜かれる。

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