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ビタミン剤

第44章 エピテーゼ


「ほら、見て見てっ
かわいいふたりを見て思いついて作ったんだぁ
雅紀ドットコーーームっ!!」

「まーくん、それ絵筆でしょ?」

「さっきいっぱい使ったから、
それよりも………ホンモノが欲しいしかな」




蚊帳の中から俺に向かって熱い眼差しを送る潤

ふたりが喜ばないことに肩を落とすことなく
懲りずにそれを使わせようとしてる。



「ほら、ふたりともお尻向け合って
そうそう、こっちを和の中に挿入するでしょ」

「っあん…まーくん…のがいいよぉ…」

「まあまあ、待っててね。
ふたりでもっと仲良くなれるからね
潤ちゃんはこっちをお尻で飲み込んでね」




「んっ、はぅ……かずっ動かしちゃ…やぁ」

「っちがっ…潤ちゃんのお尻が…ぁあっ
当たっちゃ…んふぅ…」



「やっぱ雅紀はミラクルだわ、すっげーじゃん。
ふたり同時に楽しめる手作り双頭バイブかよっ」


極太の絵筆で繋がる末っ子ふたりの痴態

翔ちゃんからの賛辞が嬉しいのか相葉ちゃんは
得意げに満面の笑みを浮かべてる。


「ほらほらふたりもいつまで見てないで
蚊帳の中に入ってきなよ
和も潤ちゃんも、もうすっごいんだから」


相葉ちゃんの誘いに断る理由はない。

翔ちゃんとふたりで傍観者を辞めて享楽の
舞台へと向かうことにした。


「智くん、潤のことふたりで可愛がってもいい?」

「もちろん、ハピバパーティだからね。
あ、俺もまだニノにプレゼント渡してねぇから
いっぱいあげちゃうよ?」




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