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ビタミン剤

第44章 エピテーゼ


俺と翔ちゃんを押し倒して立ち上がるもんだから、
勢い余ってビールが畳にこぼれた。

翔ちゃんに叱られても懲りずに
何かしらの道具を 取りに行ってごそごそと
蚊帳の中へと進入していく相葉ちゃん



ふたりは雅紀が蚊帳の中に入ってもまるで
無視していやらしい行為に耽ってる。

間も無く末っ子達が迎える絶頂

2人が放り出してた二本の極太の絵筆を手に
して黙々と細工をしてる相葉ちゃん


「やっ、も、ダメッ出ちゃう……」

「かず、俺も、もう…出るの…ぁああっ!」

「ふたりとも、出しても良いけど勝手に
飲み込んじゃダメだから。
お互いの口の中見せ合って混ぜ合わせてから
ふたりでキスしながら一緒に味わうんだよ」



翔ちゃんの低音ボイスでの悪魔のささやき



「ん、ふっ…潤くんの…出してぇ…
いっぱいちょーだぃ…」

「かずぅ…出すから…出るっ…
ぁあっ…ひぅ…かずも…一緒に…あっんんぅ」


お互いの口腔内に吐き出した後
指示どおりに上体を起こしたふたりは
抱き合いながらお互いの口腔内にたまった白濁を
見せ合うように口を大きく開けてみせて

泡立つ白濁の濃厚なあじわいを堪能するように
暑いくちづけをかわしていった。


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