ビタミン剤
第20章 ウブじゃないアナタ
「汚くなんてないよ
こんなに喜んでくれてるし、何時だって
美味しそうに咥えこんでくれてるじゃん。」
「ぅ…ふぅ…っ…んぁ…いやっぁあああっ」
むずかる駄々っ子みたいに噎び泣きながら
左右に首を振って
俺の台詞を否定してくるから
どうしても見せつけてやりたくなった。
「今からまた俺の挿入てあげるよ。
もっともっと欲しいってヒクヒクしながら
俺におねだりしてきてるからね」
「ああっ…うぁ…んぁ、ゃっ…やぁ!」
「ちゃんと見てなよ。翔くんの下の口が
俺の美味そうに咥えこんでるとこ。」
ベッドの上で立ち上がり中腰になって
翔くんの蕾めがけて一気に奥深く埋め込んで
あげると、悲鳴に似た嬌声をあげながら
両頬から涙がつたい落ちる。
征服したかのような結合体位は、
翔くんの優美な肢体をすべて俺が支配できた
かのような錯覚を覚える。
「ほら、ちゃんと見て
翔くんの中めちゃくちゃ熱くてすっごく
俺のを締め付けてきてる」
「うぁ…っん、くっ…ぁ…んんぁ」
抉るように差し込んで、擦り付けながら
ゆっくりと引き抜いて
その度に吸着、吸引、収縮、淫靡な音を立てて
悦びを表現してきてる。
「翔くんのスケベなココ捲れそうだよ?
最後の最後まで俺のを離さないみたいに
きつく締め付けて吸い付いてきてくれてる。」