ビタミン剤
第24章 愛の戦士
深くて濃密なキスは歯列をなぞって
舌を唾液を絡め合って何度も繰り返す行為。
「んんっ……ふ…ぁ……ぅ…ぁんっ」
「キス好きだもんね、翔は。
あは、また糸引いちゃったね」
「…ぁ…すきぃ…
…あのね、雅紀のソイツにも…キスしていい?」
俺の足下にしゃがみ込んでくれて
媚びるような視線を送りながら見上げてくる翔。
「ん、イイよ。
キスだけじゃなくいっぱい舐めて咥えて
吸い付いて味わっておしゃぶりしていいよ。
ソイツは、
翔だけが食べ放題、飲み放題できるからね」
うれしいそうに微笑みながら舌を長く
のばして根元から先端までを
ゆっくり丁寧に舐め上げてから亀頭部分を
パクりと咥えてくれる。
じゅぶじゅぶといやらしい音を作り上げて
翔のきれいな指に根元を握られる。
「じゃあ、いけない右手のコイツは?
俺のことちゃんと可愛がってくれる?」
「もちろん!
このローション開けたらすぐに翔の身体
触ったげるし、翔の熱くて狭い中も
コイツの指でぐちゅぐちゅ掻き回して
気持ちイイところいっぱい弄ってあげる」
うっとりと恥じらうように頬染めながら
もう一度お口の奥まで銜え込んでくれた。