テキストサイズ

ビタミン剤

第25章 a mole tunnel



コール音がかなり鳴り続いてる。

もう、あきらめようって言おうしたその時、
潤との通話が繋がった。





「もしもし?」


「…ぁ…潤?俺、斗真だけど。
さっきは…んぁ…ごめん。
あ、あのさ…今日、はやめに終わるかも
しれないから…ぁ
だから、もし飲んでる店聞いてたら
行けるからも…んんっ」

容赦なく打ちつけられてくる腰
肉襞を巻き込むようにして抉ってくる
その律動が生み出す
快楽の淵に引き摺り落とされそうになる。


「斗真?大丈夫?
ムリしないでいいよ。
旬逹がつかまったから今から合流するとこだし。」

「そっかぁ…ならっ…よかったぁ
ぁ、あ…あのさ潤、最近…ン…元気ないから…」

「ありがと、心配かけてわるい。
けど、マジでムリすんなよ?」

最奥まで挿入されてズンズンと鈍く
重い響きでの翔くんからの攻めに合わせるように
勝手に腰が揺れ動いてしまう。


「してないよ、…あ、あのさ
一応、店だけ…ぁ…教えてよ、ぅ…イイよね?」


「いいけど?
斗真なんか様子がおかしくね?
おまえのほうが心配だよ、なんかあった?」


心配そうに訊ねてきてくれる親友。

潤の優しい声の響きに翔くんの塊が一回り
誇張してきたのを感じて、
後孔の筋肉が締め付るように蠢きだす。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ