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ビタミン剤

第31章 ウサギ+ワンコ=耳+シッポ


「マジヤバいし。
シッポもめっちゃ似合ってたからさ。
あれでウサギ耳着けたら、俺干涸びるまで
ヤッちゃってたわ」


「シッポ?じゃあ潤ちゃんもバニー姿?」

「ちっげえよ、すんげえかわいいシッポが
ぶら下がってるおもちゃをさ、買ってたワケ
これが、マジでヤバかったのよ
ちょっ、………痛ぇっ!!」


俺のデコに投げ付けられたのはくつ下

シャワーを浴びた潤がリビングにやって来て
俺らのシモネタトークを聞きつけて
俺を黙らせようしたのがクリーンヒットした。


「じゅーーーんんんぅぅ
はよ〜んん〜おはようのキスぅ」


両手広げてみせても完全無視
睨んでて、かなりご立腹の様子。



「余計なおしゃべりしてイイの?
相葉ちゃん、かずがベッドで唸ってるよ
ちゃんと傍に居てやりなよ」

「うそぉ、ごめんっ
潤ちゃんありがとっ、俺かずのとこ行ってくる」



俺の鼻とくちびるを摘み上げて
すぐ傍でギロリと睨みつけてきた。

「翔くん余計なこと言い過ぎ。朝飯の仕度は?」

「ごめん、まだなぁーんもしてね…」


じゃあ手伝ってと強制的にキッチンへ連行される。
この雰囲気じゃあとてもじゃねえけど
おはようのキスとかは望めそうにない
せめて邪魔にならない程度に頑張らねえとって
思ってたら
いきなりパジャマのズボンが下着ごとずり下ろして
下半身が露わにされた。


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