ビタミン剤
第36章 続 縁結びの神さま
「あ、そうだね…
さすがにあれはねまずいよね。
でも、ちょっと勿体無いなぁ、あの智くんの
やさしい声聞くのすきなんだもん。」
「じゃあまた、声録音したげる。
お、そういやショウタンにも録音機能が
あるんだ」
「へえ、そうなんだ。」
「ショウタンの左耳ぎゅっとしてみ?」
スイッチが入って
艶っぽい翔ちゃんの声が聞こえてくる。
『ん…さとしくん…も、欲しいの
…さとしくんの濃いの、飲ませて…
スケベな翔の、お口の中に…智くんの
たくさん…ぁう、出して…おねがいっ!』
『…ぁ…ふ…美味し…
智くんので…翔のお口の中、熱いの…
いっぱい…ぁん…あ…んん
智くん、もっと…ちょうだい』
あの夜、リンパを腫らして寝込んだ前の日
散々に口でご奉仕させていじめた翔ちゃんに
言わせたエロいセリフ
いやらしくおねだりしてる艶っぽい声が
ショウタンのお腹から聴こえてくる。
耳まで真っ赤になってるじゃん。
「あ、なんで…もう…智くん…バカァ」
「めっさ、かわいい声でしょ?
こっちのショウタンのほうは貸してやれねぇな。
この翔ちゃんのエロかわいい声は
永久保存もんだからね」
「やだよ、消してよ…恥ずかしい…」
だってあの晩、
結局口で受け止めて美味しそうに
飲み干すと、またおいらの飲みたいって言い出して
すっぽん並みに強烈に吸い付いてきた翔ちゃんがいてたんだ。
舐め上げてしゃぶり続けてこられて
明け方近くになってようやく翔ちゃんの口腔から 開放された。