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ビタミン剤

第40章 嵐影湖光



罵しられるほど口の中の雅紀の質量を膨れ上がらせていく。唾液を口端から垂らしながらも
泣きじゃくる雅紀が素直に可愛いと思えた。

雅紀を慰めるために、指先も使って丁寧に
刺激して舐めてやりたいとおもうのに、
絶妙に前立腺を突いてくる翔さんの激しいストロークにすぐに意識が霧散してしまう。


「泣いてるヒマなんてねえぞ。
さっさとイけよ、雅紀」

「…ふぇ…ゥう…翔ちゃん…。」

「ほら、口の中に出してやるからこいよ。
のろのろしてたらこのまま潤の中にぜんぶ吐き出すぜ。」

「やだぁ…翔ちゃんの欲しい。
潤ちゃん…ごめん。翔ちゃんの出すの俺が貰うからちょっとお口使うね。」

「んっんぁっ…ぅ…ふッ…んぁ」


雅紀の両手が松本の頬を包み込んで力を込めながら口腔内から咽頭をつよく揺さぶり始める。

まるで性具の様に口腔を扱われ
雅紀の吐き出す飛沫を咽頭の奥に注がれ
眉根を寄せてむせ返りながら苦味を飲み込まされた。


「潤ちゃん、ありがとね。
ふぅ…さぁ翔ちゃんの飲まなきゃ。」

口端からつたって流れる白濁を拭うことも
ままならない翔くんに激しく後背位から責め立てられていく。

恋人の智が埋め切れなかった部分まで満たしてくれる翔くんと雅紀。
燻っていた俺の肉慾がこの2人によってようやく燃焼されていく。



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