ビタミン剤
第43章 オッカムの剃刀
握られた塊がニノのあげるよのささやきに
反応して、吐き出したくてたまらない
おもいっきり吸われる舌
開放したいってねだってみてもまだまだって
いじわる言われて出口を親指で塞がれる
「いっ…ひぅ…も、らめぇ…ぁう…んん
かぁずぅ…おねが…ぁ…ィイ…っ」
この誓約書は可愛いくて、いやらしくてページが多いから読み込むのにまだまだ時間がかかるんだよって言われて
ズクズクとゆっくり捏ねくりまわす様に
腰を動かされるから
余計に痺れに支配されてしまう。
「あんっ、まって…そこ…へん…あっ
ああっ…ぁんんっ!」
「雅紀、イッてイイよ。」
「…っかずっああっ…かずぅ…ィイ…ぁ…イクっ」
かずに縋り付いて上下に揺さぶられて
真っ赤な閃光と白い靄で覆われていく脳内
初めてのエッチで意識まで飛ばしてしまうくらい
感じたことに目覚めた時落ち込む俺の横で、
満足そうに微笑むかずがいたずらっ子に見えた。
「ムリさせてごめん。シャワー借りたよ。
いちおう身体吹いて中もきれいにしといたけど、
風呂入って来る?」
「ん、ありがと。
うん、じゃあお風呂の後、飯にするね」
身体を動かすと鈍い痛み伴うから起き上がるのに
かずが手を貸してくれた。
立ち上がって浴室までいくと洗面台に
真新しい髭剃りセットが置いてあるんだ。