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子持ちママ大好きっ(///∇///)

第6章 嫌な女(///∇///)

そんな俺の怒りを
さらに増幅させる出来事が起きた

昼休み
トイレをすませて
経理部の給湯室の前を通ったとき


『部長…!!ごめんなさい!! あの書類を作ったのわたしです』
と今野の声がした
すると
冴島は
『あっ、いいのよ。まだ新人だし。うちの部にはほら… ……怒られ専門の肉マンさんがいるでしょ(笑) …ほんとなんであんな醜いのかな?
もう見てるだけで寒気と鳥肌たつよね~』
と…

『ですよねぇ…。私もあの人いなくなれば嬉しいです』
と今野まで
自分のミスは棚にあげて
ノリノリで話してやがる

『でしょ――――!!だから、いじめまくって辞めさせてやるつもりなの。うちの経理部には、北君みたいなイケメンじゃないとスマートさがないわよね』
と冴島

『私も北さん大好きですぅ』

『でしょ。』

『部長。早くあのキモいおじさん辞めてもらうまで頑張ってくださいね!!』


まるで
あり得ない管理職と部下の会話…

俺は怒りが
頂点にたって
給湯室のドアを音をたてて
バン!!って叩くように開けて

怒りに
全身が汗だくになりながら
ふたりに言ったんだ…

『全部聞いちゃったし、とっさき録音しちゃいました』と
ハッタリをかまし
スマホをポケットから取り出し
二人に示した。

今野は顔面蒼白で
ビビリまくりだ
『今野さん、俺は部長と会話したいから、席をはずして』
と睨んだら
スゴスゴとその場を出ていった

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