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きみがすき

第6章 *ゴ*

*二宮*




土曜日
10:15

今週は仕事も落ち着いてるから、
休日出勤なし!


う~ん!最高!
仕事は楽しいけど、休むときは休む!

溜まった洗濯もしたし、
ちょっとだけ掃除もしたし。

天気もいいし、買い物でも行くか!

ってならないのが俺。
休みの日ぐらい、家から一歩も出たくない。

テレビと、ゲームがあれば十分。
あ、あとビールね。

起きて、ゲームして、寝て、起きて、
飲んで、ゲームして、適当に食べて。

そんな休日が過ごせたら。
あぁ…。幸せだ。



ブブッ

テーブルの上の携帯が揺れる。
『誰だよ。休みの日に』
無視無視。

ブブッブブッブブッ
諦めずに鳴り続ける携帯。

「あー!もう!うるさいな!」
しぶしぶゲームをセーブして、
携帯を掴む。


…あ、大野さん。
ディスプレイの名前を見て、
昨日の出来事が甦る。


『好きだよ。かず。』

潤くん…。


いやいや、違う違う!
今は電話電話。気持ちを切り替えて、
通話ボタンを押す。
「はい、もしもし。」

大「あ、出た。ニノ。おはよー。」
なんとものほほんとした声。

「おはようございます。」

大「休みの日に、ごめんね。」

「いえ、どうしたんですか?」

大「えっと…。昨日、
俺、飲み過ぎちゃったみたいで…。
翔くんに聞いたら、ニノにも松潤にも
迷惑かけたってきいて…。」

松潤は松潤のままなんだ。笑
電話越しでもわかるくらい、シュンとした声。
思わず、笑いそうになってしまった。

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