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スイッチ

第1章 バカップル再び。


相葉さんと付き合って、4ヶ月が経とうとしていた。



あの俺が大泣きした初エッチ失敗から、
忙しくてなかなか会えない事もあって俺たちはまだ「抜きっこ」止まりの関係だ。



でも・・・
「愛してる」って言ってくれたもん♡


甘い甘いキスをしながら囁かれたあの言葉。
最高に幸せだった。



んふふふふふ・・・



S「ニノ・・・どうした。」


N「へ?」


M「気持ち悪いぞ。」


あら、顔に出てたかな?


O「笑ってたよ。」


それは気持ち悪いな。
気を付けなきゃ!


N「すみません、幸せすぎて顔が緩んでしまって。」


S「ぅぉおおーいっ!!盛大に惚気んなよっ!」


N「だってラブラブだもーん!」


M「完全に色ボケだな・・・」




そこに、ガチャっとドアの開く音。


A「皆おはよーーー!あ、にのちゃん♡」


俺の彼氏、相葉さん登場。
キラキラの笑顔で俺の方へ走り寄ってくる。


ああ、今日もかっこいい・・・♡


A「おはよう!にの!」


N「・・・おはよーございます。」


A「テンション低っ!笑」


N「お前のテンションが高すぎんだよっ。」





S「あーあー。相変わらず相葉くんには素直じゃねーんだな。笑」


O「聞こえたら怒られるよ。」



聞こえてるよおじさんコンビ!



そう・・・
メンバーには惚気るくらいなのに、相葉さん相手だと恥ずかしさが勝って噛み付いてしまう。



そんな俺でも、相葉さんが優しく微笑んでくれるから。



俺、愛されてるもん。



楽屋の定位置で雑誌を読み始めた相葉さんをチラチラと盗み見ながら、
次はいつ「愛してる。」
って言ってくれるのかな・・・
なんて考えたりして。



やっぱり「 んふふっ」と笑ってしまうのだった。

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