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文車に乗せた

第2章 ゆらぎ

私は、一樹の言葉に従いながら、電話ごしに自慰した。
彼氏とする行為よりも、もう狂いそうに気持ちよすぎて、私は背徳感の甘美な味にフワフワした。

一樹は楽しそうに言葉で責め、満足したのか、自分のものも処理し、一瞬だけ短く喘いだ。

もう、戻れないと、理解できた瞬間だった。

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