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文車に乗せた

第1章 硝子

きっかけは、説明するには複雑だ。

友達とその仲間が、お巡りさんには言えないことで生計を立てていて。
私は、簡単に言えば、それの片棒を担いでいた。

出会い系サイトに、彼女や彼女の仲間の代わりに書き込みをして、1日に何人もの「客を引く」。
大まかには、そんなところだ。

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