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文車に乗せた

第1章 硝子

その日も、性欲のカタマリになった男供に、無心でメールを打っていた。

たまたまそこへ、彼が入ってきたのだ。
いま思えば、彼がそこまで女日照りだったのが不思議で仕方ない。
ただ、サポート目的ではなくて、彼は純粋に、嘘で塗り固めたサイト上の私に、興味を持ったらしかった。

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