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大型犬との同居

第1章 ~出会い~

「俺、家事も一通り出来ます…。
自炊、炊事、料理、掃除、洗濯ちゃんとやるので…。」

「…!」

タイプだけじゃなくて、家事も出来るのか。

正直、家事は苦手だから助かるかも…。

けど、借金問題で巻き込まれたりしたら…。

「小太郎さん、お願いします…。」

「うっ」

そんな捨て犬のような目で、僕を見ないでほしい…。

でも、落ち着いたら出て行くって言ってるし。

それに、かなりタイプだし家事も出来るみたいだから、しばらくの間だけだったら。

「家賃代わりに、家事や身の回りの世話をするって条件なら置いても良いよ」

「ッ!?
本当ですか!?」

「うん
部屋も1つ余ってるし、きみ1人置くぐらい金銭的にもかなり余裕だしね」

「小太郎さん、ありがとうございます!
一生懸命、頑張るのでよろしくお願いします!」

「よろしくね」

こうして、僕と大喜君の同居生活がスタートするのであった。

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