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大型犬との同居

第5章 ~初夜の交尾~

◇505号室・リビング◇

-大喜視点-

「これで、応急処置終わりです」

「大喜君、ありがとう」

お礼を言いながら、小太郎さんは服を着てズボンを履く。

小太郎さんの応急処置を終えると、俺は小太郎さんの隣に座った。

-小太郎視点-

「あの、胸の辺りの痛みとか傷の方は大丈夫ですか?」

「うん、少し痛むけど大丈夫だよ」

応急処置してもらった時に、服とズボンを脱いでわかったけど…。

体中のあちこちに、痣が出来ていて赤くなってるとこもあった。

あとは、口の中が切れてたくらいかな。

応急処置の時、大喜君に泣きそうになりながら、何度も謝られた。

「小太郎さん、これ以上……あなたに迷惑をかけれません…。」

「大喜君?」

「俺、ココを出て行きます…。」

「えっ、ちょっと何言ってんの!?」

突然の、大喜君の言葉に僕は驚いた。

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