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「きみの事が好きなんだ…。」

「えっ！？」

僕の告白に驚く大喜君。

「最初、きみが借金取り達に追いかけられてるとこを目撃して助けるかどうか迷ったけど、ほっとけなくて助けた…。」

「……。」

大喜君は、黙って僕の話を聞いていた。

「正直に言うとね
初めは、面倒事に巻き込まれたくないから、応急処置したあとは帰ってもらうつもりだったんだ」

「そうだったんすか…。」

「でも、大喜君を改めて見て僕のタイプだったから、そういう気持ちだったのと家事と身の回りの世話を条件に、ココに置く事に決めたんだよ…。」

最初は、そんな気持ちでも段々と変わっていった…。

「同居している内に段々と好きになっていって、このままずっと一緒に暮らしていきたい…。
ずっと、一緒に居たいって思えてきたんだ…。」

「小太郎さん…。」

そう、だから大喜君が出て行くって言われて、僕は引き止めるのに必死だ…。