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大型犬との同居

第5章 ~初夜の交尾~

「まあ、確かにそうだな」

「ちゃんと借金を全額返済してくれれば、お金の出処は何でも良い」

「本当に、お前が全額返すんだな?」

「あぁ」

僕と大喜君は、銀行の中へ行く。

300万円を下ろすと、借金取り達が待ってる駐車場へと戻る。

「300万円だ」

借金取り1に、300万円を渡す。

「おい、数えるの手伝え」

借金取り1は、借金取り2と借金取り3に札束を渡して、一緒に数え始めた。

数え始めたあと、3人で合計数を言い合い300万円が、ちゃんと戻ってきた事を認識する。

「確かに」

「ちゃんと、300万円あるな」

「ほらよ、借用書だ」

借金取り3は、借用書を大喜君に渡す。

「……。」

借用書を、無言で受け取る大喜君。

借金取り達が、この場から離れるのを確認してから、僕達も車に乗り込んで家に帰った。

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