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大型犬との同居

第5章 ~初夜の交尾~

「小太郎さん!
この御恩は未来永劫、一生忘れません!」

僕は、出掛ける準備をする。

◇505号室・玄関◇

「小太郎さん、俺も行きます」

「わかった、一緒に行こう」

◇車の中◇

「やっぱり、尾行されてるね」

「はい…。」

車を運転して少しすると、後方の方に借金取り達が乗る車を発見する。

「ちょうど良いや
このまま、銀行まで一緒に来てもらおう」

◇梅田銀行敷地内・駐車場◇

駐車場で車を止めて、僕達が車の中から出る。

「来たな」

奴らの車が、向かい合わせのとこに止めて中から、3人が出て来て僕達の近くまで近付いて来た。

「よう、おふたりさん」

「借金300万、今から下ろしてアンタらに返済するよ」

「あぁ?
何で、お前がコイツの借金を返すんだ?」

借金取り達が、僕の言葉に訝しむ。

「借金取り側からしたら、全額返済されれば誰からでも理由もどうでも良い筈だろ?」

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