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第3章 11月17日

でもまなとくんには彼女いてさ、
そしたらまなとくんがね、
「俺が高校入ったら付き合ってください」って
そこからうちらの関係がスタートしました

私は彼氏でもない人とキスした罪悪感にも耐えられなくて彼氏と別れたの
でもまなとくんは別れなくて彼女がいる状態だったの
それでも一緒に走ったりしてて、その度にキスして
抱きしめられてずっと私が浮気相手の状態だった
それでもやっぱり私は好きで
LINEの一言とかも走るの楽しいってまなとくんがしててくれたりするので嬉しくて
走ってベンチのとこに座ってる時にキスしてきて
まなとくんが「茉莉とこうやってキスとか他の男としちゃだめだよ俺のだかんね」ってまたその言葉にも落とされてったんだ
でも私はね、じゃあまなとくんは?私のだけのじゃないの?なんで彼女と別れないの?って言いたかったけど言えなかった
私はまなとくんが高校入るまで待つことを決意したの
まなとくんはめちゃめちゃ優しくて会いたいなーとか少しの会話が嬉しかったの
結婚したいとか好きとか言ってくれて会えたらもしてその時はたぶん気分舞い上がってたの
でもまなとくんの受験が近づくたび会えなくなってわたしも冷静になってったの

このままでいいの?まなとくんはわたしのこと遊びなの?って
それで決意した。もうこの関係やめようって
話ししたいって直接したいって言ったの
あっちは好きな人できた?ってやだよって言ってくれたんだ でも私の思いは変わらなかった

実際会った夜
後からまなとくんきたんたけどなかなか話し切り出せなくて
そしたらまなとくんが話って何?って
私はもう待つの辛い。高校入っても彼女と別れるとは限らないでしょ?って言いたいこと全部言った
そしたらまなとくんは
茉莉は辛いかもだけど俺が高校入るまで待ってて欲しいし、俺は茉莉のこと本気だから
俺のわがままだけど好きだし待ってて欲しいって

私はそのこと聞いたら別れ告げられなくなっちゃって待てる?って言葉に頷いちゃったの

その時から先輩のことちょいちょい気になり出しつつもあったんだけどね

そしたらまなとくんがいきなり自販機にいってオロナミンCもって元気ハツラツー?って言われて笑っちゃったの
そしたら抱きしめてくれてかわいいなごめんな辛いなって言われて
またその言葉で泣いちゃったの
まなとくんがキスしてくれるのが嬉しくて

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