テキストサイズ

校えっち(校閲)ガール

第14章 桐生悠人の事情⑤

「未央ぉ……無理しなくていいのにー」

でも視線は蝶に釘付け。

「……悠人とギクシャクしたくないから」

だからって……

感覚ずれていないかい?

ま、そこが未央の魅力だったりするけど。

「仲直りしようか」

喧嘩してたわけじゃないけど。

「……ぅん……する」

あ、泣き止んだ。

「じゃ、ここ座って」

俺の膝をポンポンと叩いた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ