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校えっち(校閲)ガール

第25章 ショウタと翔太

翔太は着の身着のままの状態で帰った。

私は未だバスタブから出れずにいる。

「今更どうでもいい話だけど、あの子とは
一回しかしてない。出来なかったと
言った方がいいかな」
「……どういうこと?」
「未央、分かんないか?一回が限界だったと
いうことだよ。相手が未央じゃないから」

どうしてそれをもっと早く……

聞いていればこんなことには……

「未央には通じてなかったみたいだね。
悲しいよ、ホントに」
「私は……ただ……」

悠人と同等になりたかっただけ。

それを糧に悠人と過ごしたかった
だけなのに。

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