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悠人は私に優しい眼差しを向ける。

そして唇が重なるとバスローブを脱がされ
一瞬にして裸にされた。

大勢のスタッフに見られていると思うと
無性に恥ずかしくなってしまい
つい大事な箇所を手で覆い隠してしまった。

瞬時にこれはヤバイと思った。

カット割の無い通しの撮影だから
NGは御法度だと釘を刺されていた。

すると狼狽えている私を悠人が
何事も無かったかのように抱き締めた。

「俺も緊張しちゃうよ」

悠人が機転を利かせてくれたおかげで
撮影は続行されNGを出さずに済んだ。