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校えっち(校閲)ガール

第30章 結城翔太の事情⑤

「お姉さ~んッ。うちの店来ない?
めっちゃイケメン揃ってるよ~」

来る日も来る日も俺は客引き。

「そこの美人なお姉さんッ。僕と遊んでッ。
払いはお姉さんだけどッ」

不発不発の連続。

俺って楽観的だからめげることは無い。

あーでも……

さすがの俺でも悠ちゃん先輩のカノジョ……
未央とやっちゃったのは
不味かったよなー。

知らなかったとはいえ
それじゃ済まされないもんなー。

電話しようにも気まずくて
後回しにした挙げ句
結局出来ずじまいだしー。

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