テキストサイズ

校えっち(校閲)ガール

第30章 結城翔太の事情⑤

「こんな所で何やってるの?危ないなー」
「……家に居たくないから」

あ……悠ちゃん先輩と仲直りしてないのか。

「だからって家に帰らないと悠ちゃん先輩
心配しちゃうよ」
「……仕事で居ないもん」

俺にも非があるだけに何も言えねー。

「俺が働いてるホストクラブに遊びに
おいでよ。奢るからさー」

せめて御詫びのしるしに。

『♪♪♪~』

このタイミングで翔太さんからの着信。

「勧誘なら今してるとこでーす」

言われる前に言っちゃう俺。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ