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校えっち(校閲)ガール

第7章 痴漢の校閲

━━━━━膣の中に挿入された痴漢の指が
小刻みに締め付けられる。
(イキやがったな。本日三人目也)
カナミをイカせた男は電車痴漢の
常習犯だった。
痴漢は自分の携帯番号を書いたメモを
スカートのポケットに押し込み
次の停車駅で下車した。
(あの女も常連になるな)
その一方で車内に残されたナオキとカナミは
互いに別のことを考えていた。
(あーもう無理。このエロくそ女)
交際を撤回したいナオキ。
(あの痴漢とセックスしてみたい)
ポケットに入れられたメモが気になるカナミ。
それもそのはず。
カナミは社内では知る人ぞ知る
ヤリマンなのだから。
その噂は残念ながら
ナオキの耳には届いていなかった。
二人の付き合いは
この列車の乗車時間
僅か25分で終止符が打たれた。
                 完

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