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校えっち(校閲)ガール

第8章 桐生悠人の事情④

「悠人もどうぞ」

シャワーを浴び終えた未央は
今朝の校閲と同じ服装をしていた。

まだ昼前ということで
パジャマを着用しないのは
理解出来る。

むしろ忌まわしかった校閲を
思い出してしまうのではないか。

「悠人がシャワーを浴び終えたらで
構わないのでお願いがあります」
「ん?今でもいいけど……どうした?」

未央は窓際のカーテンレールに
タオルを結んだ。

「私に痴漢をしてください」

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