
スノードロップ
第1章 告白
「アオトから、
友達に女の子紹介してやってって
頼まれてるんだけど、
ユキ行かない?」
「ええ?今フラれたばっかりで?」
「付き合わなくてもいいの。
4人で遊ぶだけ♪」
うわー。めんどくさーい。
嫌そうなわたしの顔を見た
しずかちゃんは
いつもなら引き下がってくれるのに
ゆるしてくれなかった。
「いいから行くよ!」
「えっ…やだあ」
「ユウくんから離れてみなよ。
男友達作って視野広げてみなよ」
なるほど…一理あるかもしれない…
「わかった。それ、いつ?」
「今日♡アオトに言っとこ」
今日!?
急だな…
しずかちゃんは、鼻歌をうたいながら
トゥルットゥルに光るネイルを動かして
スマホをいじっていた。
しずかちゃんの彼氏、アオトくんは
市内の男子校に通っている。
しずかちゃんとは短期バイトで
知り合ったらしい。
「しずかちゃんは
アオトくんの友達のこと
知ってるの?」
友達に女の子紹介してやってって
頼まれてるんだけど、
ユキ行かない?」
「ええ?今フラれたばっかりで?」
「付き合わなくてもいいの。
4人で遊ぶだけ♪」
うわー。めんどくさーい。
嫌そうなわたしの顔を見た
しずかちゃんは
いつもなら引き下がってくれるのに
ゆるしてくれなかった。
「いいから行くよ!」
「えっ…やだあ」
「ユウくんから離れてみなよ。
男友達作って視野広げてみなよ」
なるほど…一理あるかもしれない…
「わかった。それ、いつ?」
「今日♡アオトに言っとこ」
今日!?
急だな…
しずかちゃんは、鼻歌をうたいながら
トゥルットゥルに光るネイルを動かして
スマホをいじっていた。
しずかちゃんの彼氏、アオトくんは
市内の男子校に通っている。
しずかちゃんとは短期バイトで
知り合ったらしい。
「しずかちゃんは
アオトくんの友達のこと
知ってるの?」
