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恋と秘密と幼なじみ

第9章 期末テストとえっちの両立

「もう……激しすぎ……」

猛撃が去った陽姫はホッとしたように彼氏を詰る。

「ごめん。大丈夫だった?」
「うん。平気……ちょっときもちかったし、激しいのも……」

そろりと腰を引いて結合を外すと、その部分は湯気を出しそうなほどに熱を帯びていた。

「私が外してあげる」

陽姫は甲斐甲斐しく彼のゴムを外して口を縛るとビニール袋に入れる。

「ありがとう」
「気の利く彼女でしょ?」

得意気に笑う顔が愛しくて、ちゅっと可愛くキスをした。

照れてはにかむ姿を見て、必ず幸せにしてやらないと、と改めて彼は心の中で誓っていた。

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