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恋と秘密と幼なじみ

第11章 プールの中の恋人

「早過ぎ」

途端にイッてしまった陽姫が可愛くて、微笑みながらキスをする。

「だって……ずっと焦らされてたら……触られた瞬間、ビリビリってなっちゃったんだもんっ……」

陽姫は顔を両手の平で覆い、背を丸めている。

「可愛いなぁ、もう……」

疵のない白い背中にポコポコと浮かぶ背骨の凹凸を優しく撫で、頼りないほどほっそりとした身体を愛でた。

「きゃははっ!! 擽ったいっ!!」

少女の身体はまだ性感の発達も未熟で、身体のあちこちを触られることは気持ちよさより擽ったさが勝るようだった。

暴れる彼女の手を押さえ、脇腹を舐めながらもう片方の手で丸いお尻を撫でる。

「やっ! あははっ! タイムッ! ちょっ……一回やめてっ!! ひゃはははっ!」

のたうち回り何とか逃れようとするが、それを許すほど祥吾は甘くなかった。

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