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恋と秘密と幼なじみ

第12章 キャンプと嫉妬

今まで恋については全てを隠し何も語らなかった。

しかし親友と恋バナをしたいという気持ちはいつも強くあった。

祥吾とのことはほとんど何も話せないが、好きという気持ちや年上の良さなどについて大いに盛り上がる。

「へぇー! ひめちゃんの彼って素敵だね!」
「ほのかちゃんの好きな先輩も凄く素敵な感じだよ!」

夏の夜空の下、時を忘れて二人の話は盛り上がった。

陽姫に至っては『時』だけでなく祥吾へのメッセージ送信すら、忘れてしまっていた。

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