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恋と秘密と幼なじみ

第3章 発育のお手伝い

昼下がりの午後。講義から帰ってきた祥吾は自室のベッドに横たわっていた。

「やっぱヤバかったよなぁ……」

先日のことを思い返し、ぽそっと呟く。
悔いているのはもちろん近所に住む十二歳の少女の手で淫してしまったことである。

いくら向こうの勢いに流されたとはいえ、そこは大人の祥吾が止めるべきであった。
合意の元であろうが犯罪であることくらい、彼にも分かっている。

このことが露見してしまったら彼の人生はおしまいである。
しかし幸い今のところ彼女は秘密を守ってくれているようで、突然向こうの親が乗り込んできたり、警察がやってくるような事態には発展していない。

そのことにひとまずは安堵していた。

『ヒメちゃんもそういうことに興味を持つ年頃になったのか……』

幼い頃から知ってる近所の女の子の成長に少し寂しさも覚えてしまう。

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