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恋と秘密と幼なじみ

第12章 キャンプと嫉妬

彼の追い立てるような視線に急かされ、下着まですべて脱がされる。

裸を見られるのは今でも慣れないが、この状況だとなおさら居心地が悪く、身体を捻ってなるべく視線に触れる面積を小さくしようとした。

しかし祥吾はそんなことお構いなしに次の命令を下す。

「じゃあこのスタンド鏡の前に座って脚を開いて」
「っっ……」
「どうしたの? 待ってるんだけど?」

腕組みをした祥吾は不気味なくらいに優しく微笑む。

「……はい」

恥ずかしくて顔を背けながらおずおずと脚を開く。

「こっち見て?」
「恥ずかしいよっ」
「ひめちゃん、敬語は?」

うっすらと脅迫じみた声に変わり、仕方なく視線を向ける。

「じゃあ今日は何をされても逃げちゃ駄目だからね?」
「……はい。わかりました」

「よろしい」と言いながら祥吾は陽姫の背後に座り、腕を伸ばして内ももを撫で始めた。

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