恋と秘密と幼なじみ
第14章 エピローグ
「この祥吾君の顔、何回見てもウケる!」
「もういいってそれは!」
陽姫がからかうと祥吾は照れた顔して怒る。
一直線に落ちていく瞬間の祥吾はこれ以上ないくらい目を大きく見開き、口は恐怖で固く閉じている。
結局今年のお盆は母チームのテーマパークが勝ち、この写真はそのテーマパークで買った写真だ。
その他にも現像した写真を一枚づつ見返し、愉しくて少し照れ臭かった思いを蘇らせていた。
親公認の仲になったとはいえ、もちろんキスなんかは出来ない。
手を繋ぐことさえ出来なかった。
むしろ親にバレていないと思い込んでいたときの方が手を繋げていたくらいだった。
「しかし焦ったよねー」
見終えた写真を片付けながら陽姫は笑う。
「私たちが付き合ってるの、とっくにバレてたって分かったときは」
「もういいってそれは!」
陽姫がからかうと祥吾は照れた顔して怒る。
一直線に落ちていく瞬間の祥吾はこれ以上ないくらい目を大きく見開き、口は恐怖で固く閉じている。
結局今年のお盆は母チームのテーマパークが勝ち、この写真はそのテーマパークで買った写真だ。
その他にも現像した写真を一枚づつ見返し、愉しくて少し照れ臭かった思いを蘇らせていた。
親公認の仲になったとはいえ、もちろんキスなんかは出来ない。
手を繋ぐことさえ出来なかった。
むしろ親にバレていないと思い込んでいたときの方が手を繋げていたくらいだった。
「しかし焦ったよねー」
見終えた写真を片付けながら陽姫は笑う。
「私たちが付き合ってるの、とっくにバレてたって分かったときは」