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恋と秘密と幼なじみ

第5章 葛藤と幸福

「自分でも触ったりしてる?」
「す、するわけないし! エロっ! 変態!」

むきになるところを見ると経験はあるのだろうと分かったが、それはもちろん口には出さない。

ぽちっと膨らむ粒核を舐めていると可愛い入り口もヒクヒクと動く。
そこに指を挿れてみたい欲望に駈られるが、さすがにそれはやめておく。

いきなりあれこれし過ぎて性に恐怖を覚えてしまったら、それこそ彼女を傷つけることになってしまう。

「もぉいいでしょっ……はぁっ……やめてっ……うううっ……」

陽姫の脚はピンと伸び、指先がソックスの中で蠢いている。
手は力強くシーツを握り、シワを作っていた。

陽姫の母親が帰ってくる前に整えておかないと何か勘繰られるかもしれない。
冷静にそんなことも考えていた。

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