恋と秘密と幼なじみ
第6章 もう大人だよ!
いつもと変わらない教室なのに、自分だけが何か違う気がしていた。
理由はもちろん昨日の出来事だ。
(祥吾君に……舐められてイッちゃったんだよね……)
思い出すだけで顔が赤くなる。
あんなに恥ずかしいところを目の前で見られた上に舐められてしまった。
それは昨日まででは考えられない出来事だった。
途中まで拒んでいた祥吾が、途中から本気で向かい合ってくれたことも嬉しい。
何故だか急に自分が大人になった気さえしていた。
「どうしたの、ひめちゃん。風邪引いた?」
赤い顔をした陽姫を見て、心配をしてきたのは親友の戸川ほのりだ。
「あ、ううん。元気だよ?」
「なんか顔赤いよ?」
ほのかは首を傾げながら心配そうに陽姫の顔を覗き込む。
ミディアムボブの髪の揺れ具合が、静かな彼女の美しさに似合っていた。
理由はもちろん昨日の出来事だ。
(祥吾君に……舐められてイッちゃったんだよね……)
思い出すだけで顔が赤くなる。
あんなに恥ずかしいところを目の前で見られた上に舐められてしまった。
それは昨日まででは考えられない出来事だった。
途中まで拒んでいた祥吾が、途中から本気で向かい合ってくれたことも嬉しい。
何故だか急に自分が大人になった気さえしていた。
「どうしたの、ひめちゃん。風邪引いた?」
赤い顔をした陽姫を見て、心配をしてきたのは親友の戸川ほのりだ。
「あ、ううん。元気だよ?」
「なんか顔赤いよ?」
ほのかは首を傾げながら心配そうに陽姫の顔を覗き込む。
ミディアムボブの髪の揺れ具合が、静かな彼女の美しさに似合っていた。
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