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恋と秘密と幼なじみ

第6章 もう大人だよ!

何をどうしたらいいのか、全く知識はないが本能が疼いていた。
祥吾が言うように、自分にはまだ早いという気持ちもある。

そんな不安な陽姫の気持ちを悟ってか、祥吾も無理に迫っては来なかった。
ただ抱き合ってるだけで、時間が過ぎていく。

しばらくすると陽姫も心が落ち着いてきた。

「ねぇ……」

何もしてこない祥吾に問い掛ける。

「いいよ……」

具体的に言えなかったが祥吾は悟ってくれたようで小さく頷く。

そして唇を慎ましい乳房へと寄せる。

「んぅ……」

ほんのりと丸みを帯びただけの胸。その突端にあるぽっこり膨らんだピンク色の粒を祥吾が口に含んだ。

その瞬間にビリビリッと刺激が貫かれる。

「痛くない?」

そう訊かれ、陽姫は小さく首を横に振った。

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