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「…やっと起きたか｡」

嘘くさいセリフ…
ホントはもう少しだけこの空間に居たかった…なんて､口がさけても言わない｡

「んー…､ていうか､近くない？アンタ…」

起きてまず一言目がそれかよ…

「イタズラしてやろうと思ったのに｡」

ホントは寝顔を見てただけ…でも､あいにく俺はそんなキャラじゃないし｡

「え゛…｡何したんだよ…」

ほら､この怪訝な疑いな眼差し…

「…信用ねぇな､俺｡」

俺だってショック受けたり…すんだからな｡

「あ､当たり前だろ…」

「へぇー…じゃあ､何で俺と付き合ったんだ？」

「…知るか｡」

あ､視線外した…なんかムカつく｡

「ちょ…!何してんの!？」

少しだけ開いた制服の隙間に手を入れただけでこの反応…ホント飽きない｡