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大型犬との夏波乱

第6章 ~エピローグ~

◇505号室・リビング◇

「小太郎さん、お誕生日おめでとうございます♪」

「大喜君、ありがとう」

僕は、テーブルの上に置かれてる、バースデーケーキの蝋燭の火を消す。

文彦の件が解決した日から、3ヶ月が経った。

今日は、僕の誕生日。

本来なら、大喜君とデートしたかったけど、大喜君は仕事でデートは断念。

仕事帰り、家でゆっくり2人で過ごす事にした。

「小太郎さん、誕生日プレゼントっす♪」

「おぉ、ありがとう!」

大喜君から、誕生日プレゼントを受け取る。

「小太郎さん、開けて見て下さい♪」

「うん」

プレゼントが入った箱を開けて、中身を見る。

「これって…。」

箱の中は、さらに小さい箱が出てきた。

中身を見たら、指輪が入っていた。

「大喜君、この指輪は…?」

「結婚指輪の代わりっす」

そう言って、もう1つ同じ箱に入った指輪を僕に見せる。

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