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第5章 X'mas oxo



おはようございますの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは

皆様、今日という日をいかがお過ごしでしょうか

どうも、赤葦京治です

ところで今日は、クリスマスですね

別に俺はクリスチャンではありませんが、 聖夜という特別感をいいとこ取りしていいことしようと企んでいます

実はこの間、同棲中の恋人にプロポーズなるものをされまして、非常にうかれております

…俺のほうから先にプロポーズをしようと思っていたのですが、寝首をかかれました

ですがまぁ、うれしいです

はい、うかれているだけなのでスルーしてください

とにかく、プロポーズされてから初めてのクリスマスです

今月の始めに俺の誕生日があったのですが…生まれ年のワインをあけて出来上がった頃に、前からほしかったものをプレゼントされ、嬉しさを表現するときに酒の勢いで俺からキスをした結果…熱い夜を過ごしまして…

そんなことはうかれているせいで出たものですが、とにかく、俺の誕生日の二の舞にならないように(翌日がとてもしんどかった) ゆったりとした夜を、しっぽりと過ごしたいんです…



今年のクリスマスは日曜日

木兎さんの練習は昼過ぎまで

それならばどこかに出かけようかと思いました

しかし木兎さんと出かけるにはでかい男二人では目立ちすぎますし、人が多すぎてどこにも行けません

なので、俺はどこに出かけるかという話し合いすらせず今朝木兎さんに夕食を聞かれたときは鶏肉とだけ答えました

昼食も一緒にゆっくり食べられると思ったから二人前の目玉焼きとベーコンとサラダとご飯を用意しました

現在17時です

なぜか俺は一人きりです

用意した二人分の昼食はラップをかけて冷蔵庫にいれられています

そろそろ夕食を作り始めなければいけません

鶏肉の丸焼きを


鶏肉を焼いている間に事前に買っていたクリスマスっぽいキャンドルをテーブルに飾ります

とても暇なので(本来なら木兎さんがいる予定だったので仕事を片付けてしまっていただけ)ソファーに座って、買いだめしていた本でも読むことにしましょう





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