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第7章 喧嘩?



皆さんどうも、月島です。

今、赤葦さんの家というか、木兎さんと赤葦さんの愛の巣である高級マンションの天辺の、なんかいろんないみでスイートルーム(いっててとても腹が立ちますが、)にお邪魔したところです。




「づぎじま゛ぁ゛!!!」

そのマンションの最上階のじゅうたんがひかれた廊下に唯一ある扉が開かれたとたん、自らの名を呼ぶダミ声(泣き声)と衝撃波に、赤葦さんが人生に絶望したような電話に驚いてここへ来たことを、心底後悔した。

ダミ声は赤葦さんのもので、衝撃波は赤葦さんが僕に抱きついてきた振動(火とに抱きつくだけであの振動はおかしい)だった。

「…とりあえず入れてください」

僕を見る、涙にまみれた赤葦さんは…

とても、とても酒臭かった…



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