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はっぴぃえんど⁈

第5章 story5 れんあい O×N

*Oside*

なかなか起きてこない和を呼びに寝室にいくと、和がポロポロと涙をこぼしていて、まったく動かない。
昨日沢山飲んでいたし、具合が悪いのかと思ったか違うようだ。

もしかして、冷静になったら俺と付き合うのが嫌になった?

「俺とのこと、後悔してる?」

何も答えずだんまりの和…。
やっぱり、後悔してるんだ…。

でも、俺は諦めない。
酔ってたとしても「愛してる」って言ってくれたの本心のはずだから…。

「和、聞いて…。俺は和のこと、愛してるよ。今日起きてから、何度キスをして、何度押し倒そうと思ったか分からないくらい愛してる。
和が直して欲しいところ、直すように努力するから…。後悔するのは、もう少し先にしてくれないかな…」

和「じゃあ、なんで…」

何かを言いかけたが、すぐに俯いてしまった顔を両手で包み、俺の方を向かせる。

「俺が触るのは嫌じゃない?
和…続き、聞かせて?」

和の瞳からは、また涙が溢れてきて、この涙はどういう意味なのか、早く知りたい。

和をじっと見つめて、言葉を待った。






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