はっぴぃえんど⁈
第7章 story7 ほわいとでー
翔「ごめんね、相葉くん、泣くほど嫌だった?」
「違う…。これどっきりなんでしょ?」
和「どっきりじゃないですよ」
「じゃあ、何?さっきのチュウはどういう意味?俺の事からかってたんでしょ?」
潤「からかってないよ。
なんか、吸い寄せられちゃったんだ…。気づいたらキスしてた…」
智「そうなんだよ…」
和「何なんですかね…」
翔「それに、潤とキスしても何故か許せちゃう…。なんか、恋人という関係でも、友達とも違う、それ以上の存在だよ、相葉くんは…」
「……みんなも、そう思ってくれているの?」
和「そうですね〜。それに、家族より俺の事を良く知ってるだろうし…。心を許せる存在な事は確かですね。智も潤君もそうでしょ?」
二人とも俺を見つめながら、頷いている。
こんなふうに思ってくれているとは、今まで考えた事もなかった。
俺だけが、みんなのことを好きだって思っていたから…。
「…ありがとう。ぐすっ、嬉しい…。最高のホワイトデーだよ」
涙が止まらない俺の事を、またみんなが抱きしめてくれた。